通訳技能検定試験
通訳技能検定試験とは、通称「通検」として知られる日本で唯一の同時通訳者認定試験で、日本通訳協会が主催しています。とても難易度が高い英語検定試験として有名で、通検1級は最難関といわれています。1級、準1級、2級、準2級があり、合格率は2級で10〜15%、1級では5〜10%と言われています。
試験形式は2級、準2級は一時試験と二次試験で構成され、1級、準1級は2級合格をもって一時試験を代えた上で二次試験、三次試験で構成されています。2級、準2級では面接形式はありませんが、1級、準1級では逐次通訳や同時通訳能力も判定対象となります。
国際連合公用語英語検定試験
国際連合公用語英語検定試験とは、通称「国連英検」と言われ、財団法人国際連合協会が主催している英語試験です。世界平和、地球環境、人権、異文化など、幅広居トピックから出題され、国連の理念である「国際理解と国際協力」の普及活動の一環も担っています。
A、B、C、D、E級、その上の特A級の6級からなり、C級は高校修了程度、A級は英検1級程度、特A級はそれ以上の難易度と言われています。試験形式はB〜E級は筆記形式の一時試験のみで、A級、特A級のみインタビュー形式の二次試験も行われます。
学生が大学試験の際のアピール材料として受験したり、国際問題に興味のある英語力の高い社会人が受験したりすることが多いようです。
通訳案内士試験
通訳案内士試験とは、通称「通訳ガイド試験」とも言われ、国際観光振興機構が主催しています。英語に関する唯一の国家試験です。外国人旅行者を対象とした観光案内を行う通訳案内士試験では、語学力だけではなく、日本地理や歴史、産業、経済、政治、文化など、幅広い分野の知識を問われます。英検1級合格者は、英語試験が免除されるのも特徴です。
通訳案内士試験は年1回実施され、受験料は8,100円です。
「通訳」と名が付いていますが、この試験では一般の通訳とは異なる知識とスキルが求められ、通検と比較すると難易度は低いようです。通訳案内士に興味がなくても、国家資格ならではの信用度を求めて受験する人も多いようです。